統合失調症の家族への対応

統合失調症に限ったことではありませんが、精神病の多くは、病気である自覚を失わせます。妄想・幻覚などの症状もありますし、病院へ行こうという家族の言葉も、なにか陰謀にかかわるものに感じられます。病気の自覚がないのですから、自分から病院へ行くことはまずありません。このようなとき、家族としてどう対応していいのでしょうか。

どうにかして、病院へ連れて行くことができれば、それにこしたことはありません。でも、それが無理でしたら、家族だけでも病院へ相談に行きましょう。病院へは、患者を連れてくることができない事情を話せばいいのです。きっと相談にのってもらえるでしょう。家族だけで病院へ行っても、薬物の処方は可能だそうです。

さらに、薬物ではどうにもならなくて、入院が必要になる場合です。入院という判断になってしまえば、家族が患者本人を病院に連れて行かなくてはなりません。

昔は、病院が睡眠薬の注射を持参して、迎えに行くようなこともあったそうです。しかし、現在はそういったことはありません。人権上の問題もありますし、こういった行為が患者の心に傷をつくってしまうからです。心の傷は、統合失調症の長期化にもつながります。

最終手段として、強制入院の制度があります。これは、できるだけ最後の手段した方がいいでしょう。

スポンサードリンク

Copyright © 2007 統合失調症を治すために. All rights reserved