統合失調症の症状は、たくさんあります。そのなかでも、特徴があるのもを分類して、おおまかにふたつの症状にわけることができます。「
陽性症状」と「陰性症状」になります。
このうち
陽性症状は、
統合失調症のなかでも、妄想や幻覚などの症状をさします。
陽性症状には、以下のような具体的症状があげられます。
まず、妄想です。あきらかにまちがっている考えや、まわりが受けいれられないことについて、しっかりした確信をもってしまうことです。本人にとっては真剣な話であっても、他人には理解できないものになります。矛盾点をついたとしても、本人はそれを受け入れることができません。よくある例として、誰かに監視されている、ラジオやテレビで自分のことをうわさしている、自分の考えがまわりに知られている、電波によってあやつられている、などがあります。
つぎに、幻覚があります。実際にはないことを、感覚として感じてしまうことです。なかでも、幻聴がいちばんポピュラーでしょう。まわりで誰も話をしていないのに、話声がうるさくてたまらない、といった感じになります。さらに、幻嗅、幻触、幻視、といった現象もあります。
思考障害は、 思考が混乱してしまって、考え方にまとまりがなくなってしまうことをいいます。会話の内容ばらばらになってしまい、何を話しているのかわからなくなってしまうことさえあります。