統合失調症の症状には、いろいろあります。その中で特徴があるものを分類し、おおまかに症状をわけることができます。「陽性症状」と「
陰性症状」になります。
陰性症状は、陽性症状とは対照的なものです。自閉、引きこもり、感情の平板化など、めだちにくい症状があらわれます。陰性症状には、次のような具体的症状があります。
まず、自閉です。これは、引きこもりなどと呼ばれることもあります。自分だけの世界にとじこもって、他人とのコミュニケーションが取れなくなってしまうことをさします。
感情の平板化は、感情鈍麻ともいいます。喜怒哀楽の感情表現が少なくなるだけでなく、他人の感情表現ににも無関心になってしまいます。だんだん、まわりで起こるできごとに関心を寄せることがむずかしくなります。
思考の貧困もあります。会話をするうえで、比喩などの抽象的な表現がつかえなかったり、理解することができなかったりします。語彙が貧弱になり、無口になったりします。
意欲の欠如は、 自発的になにかをしようとする意欲が欠けてしまうことです。さらに、いったんやりはじめた行動も続けることができません。つまり、仕事や日常的な行動がどうでもよくなり、まわりに言われないと何もしなくなってしまいます。