関係妄想

統合失調症の症状は、おおまかにわけると「陽性症状」と「陰性症状」とになります。陽性症状には、知覚の障害というものがあります。

実際にはない知覚を体験してしまうことを、幻覚とよびます。幻覚を感じている場合には、知覚している情報は、外からきているような感じがします。このため、知覚の原因となるひとやものが、実際にあると考えてしまうのです。

一般的に、妄想性障害は、成人してから発症することがおおいものです。妄想内容は、毒をいれられる、感染させられる、後をつけられている、などになります。実際の生活でも、起きてしまうような状況があるのです。

妄想のひとつに、関係妄想があります。この症状は、まわりでおこったことを自分と関連づ付けて考えることです。他人のしぐさを、自分と関係のあるものして考えてしまうわけです。

笑っているひとがいたら、自分を見て笑っている、と感じます。なにか手を降ふっているひとがいたら、自分に合図を送っている、と感じます。また、関係妄想では、歌詞・本・新聞、などのある言葉が、自分に対してのものだと思いこみます。

さらに、他人には自分の心がよめる、自分の考えが人につたわっている、他の力による考えが自分の中に入ってくる、などと思いこむ思考吹入や思考奪取という妄想もあります。

スポンサードリンク

Copyright © 2007 統合失調症を治すために. All rights reserved