血統妄想

血統妄想という、統合失調症の症状があります。これは、陽性症状の誇大妄想でもあり、過大評価をしてしまう考えです。

たとえば血統妄想の場合、高貴な血統であることを信じ込みます。血統妄想のなかでもよくあることですが、天皇陛下の隠し子だという考えが、頭から離れなくなります。

こういった血統妄想が出てしまうと、本当の両親を親だと認識することができません。親だと認識していないのですから、もちろん言うことなど全くきかなくなります。皇居に行くことをたびたび試しては、家族に止められることになります。本人と家族の間には、認識のへだたりがあるため、いざこざが絶えません。

天皇陛下の隠し子だということで気が大きくなり、クレジットカードで次々に買い物をしてしまいます。天皇陛下の子供なのだという考えが、その人の生活から何から、すべてのものに影響を与えてしまうのです。しかし、天皇陛下の隠し子という点を除けば、日常生活には支障がありません。ごくごく普通のひととして、生きていくことができます。

また、天皇陛下の隠し子だということを隠さなければ、と考えるケースもあります。その場合は、隠し子としての迎えがくるまでは、人知れずひっそりと暮らしていることもあります。こういったひとは、会社で仕事をしていくこともできるかもしれません。

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