妄想型

統合失調症は、「妄想型」「破瓜型」「緊張型」「残遺型」などの4つのタイプに分けることができます。そのなかでも妄想型は、発症するのが20歳代後半から30歳代に多くみられます。場合によっては、40歳前後ということもあるようです。

妄想型は、妄想や幻聴などが、病気の症状の中心となります。妄想としては、つじつまのあう終始一貫したストーリーが見受けられます。また、幻覚などもあるようです。統合失調症のひとつである破瓜型では、妄想が断続的であったり、一時的なものになりますが、これと正反対になるわけです。

妄想型は、誇大妄想、被害妄想、嫉妬妄想などがおこります。このような妄想以外には、変わっている発言・行動はありません。つまり、社会生活における脱落や自閉性、感情障害などはほとんど見られないのです。

妄想型の患者は、わけのわからない会話や不適切な感情は、あまりみられません。ここは、統合失調症の他のタイプとおおきく異なります。

経過としては、人格の崩れが目立たないタイプといえるでしょう。周囲にあわせることができるので、ほかの統合失調症の症状よりも、経過はよいといわれています。しかし最終的には、破瓜型と同様に人格の崩壊につながることもあります。

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